私は大学を卒業してしばらく販売職の仕事をする中で、生活に身近な機器を扱い契約変更やメンテナンスにも携わっておりました。その仕事を通じて、生活に不可欠なサービスを提供する難しさを痛感すると同時にやりがいも感じ、市民の生活を支える行政の仕事をしたいと思い公務員を志望しました。
そんな時、いろいろな予備校に見学に行った中で、「少人数制」や「全日制」の週5日という集中して講義があること、何よりとてもアットホームな雰囲気もあり札幌公務員受験学院に決めました。
10月から通い始めましたが、途中、家庭の事情でなかなか勉強だけに集中できませんでした。ただ、勉強時間だけはなんとかとれる状態ではあったので、自分自身に無理をかけないよう取り組みました。そんな状態での勉強でしたので、私の勉強方法がどれだけ参考になるかわかりませんが、書かせていただきます。
私は典型的な文系で理数系が苦手なため、その分文系科目で確実に点数をあげられるように念入りに勉強しました。教養科目では、見過ごされがちな現代文・英語の問題を多く解いて形式に慣れることや、英単語なども覚えるようにしました。専門科目では憲法・民法・行政法に特に力を入れ、問題集を何巡も繰り返し解き間違えた場合は法律の原文にたち戻って覚え直しました。
一方の理系科目も苦手なりにコツコツ粘り強く勉強しました。教養科目で高いウエイトを占める数的については、1日2問を目標に出来なくても問題を解いて、慣れたら時間を計るようにしていきました。さらに、教養科目の理数系がまじる科目(物理・化学など)も捨てずに自分が出来そうな単元を中心にポイントを絞りました。専門科目では根気はいりましたが、経済原論に時間をかけました。基礎問題から何度も解いていきとにかく問題を解けるようパターンを掴むことを意識しました。
面接対策については、完璧というものはないと思います。ただ、自己分析を念入りにして志望動機や自己PRは自分の言葉でしっかりと伝える練習をしました。私が受けた二次試験では論文から集団面接、討論、個人面接、適性と多くの種類を一度に行いました。幸い就職活動で集団面接を受けていたことや社会人の経験からなんとかなりましたが、これらの対策をしっかりと行う重要性も痛感しました。
勉強時間は、受講していた時期は岩見沢から通学をしていたので授業を受けた後の復習の時間を確保することに苦労しました。復習の内容を短時間で出来るよう工夫したり、交通機関を利用している間にも勉強をしました。ただ、やはり体力は使いますので疲れた時は無理せず休んで授業のない週末に集中して取り組みました。
このように勉強をしてきて最後に受けた試験でやっと通り合格することが出来ました。勉強が辛くなって途中で試験を受けるのを辞めようかと思ったこともありました...ただ、最後まで諦めず本当に良かったです。
最後に、ここまで頑張れて合格することが出来たのは何より学院の先生方を始め一緒に勉強した仲間や友人、家族などの方のお陰です!!本当にありがとうございます。
これから公務員をめざして勉強をお考えの方や、すでに勉強をしている方人それぞれによって勉強できる環境・状況などは異なりますが、最後まで諦めないで頑張っていただきたいなと思います!