先日、赴任先から届いた体験レポートをご紹介いたします
スポーツマンで、メリハリが上手なSくん、お忙しいなかご連絡ありがとうございました。
久しぶりにお話しができ、充実している様子が伝わってきました。
これからも目標に向かって着実に進んでいってください!
またの近況報告をお待ちしております ☆ ⋆ *
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裁判所事務官一般職大卒 旭川地方裁判所 2025年10採用
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N. S さん 北海学園大学卒業
札幌市・国家一般職大卒等 併願1.5ヵ年コース 全日クラス修了
自分たちのためにではなく広く人のために働きたいと思い、民間をやめて公務員を目指しました。
大学時代に通信講座のところに申し込みましたが、一人では中々やる気が起きなかったため、
次は他のところにしようと思い、ネットで探していたところこちらの予備校を見つけました。
その後面談を申込み、入校を決めました。
校の決め手は、①少人数であること、②機械的でない(カリキュラムをただなぞらせるだけで
なく軟的な授業や個人指導が受けられること)、③校内の雰囲気が好み(集中しやすいと個人
的に感じた)の3点でした。堤先生、斎藤先生、寺林さん皆様温かい方々なので安心して入校
できると思います。
勉強方法や時間についてですが、私はやる気にかなりムラがあるタイプでやりたい時にたくさん
勉強し、やる気が出ない時は授業受けた後に授業範囲の問題を解くことしかしませんでした。
そのため、勉強習慣については参考にしない方がいいと思うので記載しませんが、勉強量、勉強
方法について少しは参考になるかもしれないので述べさせていただきます。
私の勉強量・勉強方法で、受験した札幌市役所、国家一般職、裁判所、国立大学職員の1次筆記
試験はすべて合格していますので、あくまで目安程度で考えていただけると助かります。
逆にそんな人間でも量をこなせばなんとかなるのだなと、自分を安心させるためのものとして読
んでみてください。
前期の講義期間は判断推理・数的推理・空間図形・資料解釈については学院のテキストを3周しま
した。後期は10月から専門科目が始まるので、それまでに2周はしておくと安心です。
3周目は試験の少し前の確認程度で解くことをおすすめします。その他は学院の模試で解けなかっ
た問題の復習をしていました。判断推理・数的推理は解法があるのでそれを覚えて使えるようにな
るまで類題を解くのがおすすめです。
現代文は模試の復習のみにしていました。苦手な方は読書をすると良いのかもしれません。
娯楽小説や漫画、実用書は勉強にならないと言われているので気になった小説を読むことをおすす
めします。英語は授業のほかに英単語をひたすら覚えました。英文が解けない人は文の構成がわか
らない場合や読むスピードが遅い、単語を知らないか忘れているといった原因が考えられます。
単語がわかっていないと感じる場合は単語集を読むだけで十分です。
文の構成がわからない人は学院のテキストで理解できるまで読むこと、読むのが遅い場合は長文読
解の数を必要な時間内こなせるまで演習する必要があると思います。
専門科目については科目ごとに5~7周ほどしました。
年明けまでに2周、試験本番までに2~3周、採用試験毎に1周の計5~7周です。最初は深く考
えずにどういった問題がでてくるのか知ることが大切だと思います。一回で理解しようとすると大
変なので、わからなくても次の問題に進みましょう。わからない問題は解説を読んでください。
問題をたくさん読むことを繰り返しひたすら量をこなしましょう。
勉強が好きでない人こそ私の勉強方法がおすすめです。専門(法律系)についてはしっかり物事を
理解しようとするより回数をこなし、「わかる」より「知る」に考え方をシフトしてやると気持ち
的に楽なのでおすすめします。
面接については民間とほぼ変わらないように感じますが、1点違うなと感じたことがあります。
それは業務内容への理解度です。どんな業務を行っているかしっかり知らないと面接で詰められた
際に困るかもしれません。勉強で忙しいかもしれませんが、業務説明会にたくさん行きましょう。
業務説明会は業務内容を知ることだけでなく、職場の雰囲気を知ることや勉強のモチベーションア
ップにも繋がります。是非たくさん行ってみてください。
最後にアドバイスが二つあります。
一つ目は私がそうでしたが、プレッシャーに弱い方や考えすぎてしまうタイプの方はとりあえず量
を何となくこなせば受かるだろうと気楽に勉強することがおすすめです。
思い悩む方がかえってコンディションが悪くなるような気がします。先生方のアドバイスを聞いて
気楽にたくさん勉強してください。勉強が得意でない方は質より量が大事です。
二つ目は第一志望にこだわりすぎないことです。試験毎の手ごたえで一喜一憂しない方がいいです。
一喜一憂して本命の試験で実力が発揮できなかった時が最悪です。別に第一志望でなくても人生が
終わるわけでもないですし、今回は第二志望のところしか受からなくとも、本当に第一志望のところ
で働きたいのであればそこで働きながらまた試験を受ければいいだけです。
また、第一志望でなくとも入ってみると案外良いところだと思える可能性が十分にあります。
文章がかなり長くなってしまいましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。
是非リラックスして試験に臨んでみてください。