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お知らせ

2023年8月25日 17:12

☆最新☆ 合格体験レポート vol.181・vol.182 《国家一般職大卒行政》

大卒コース 合格レポートをお届けします。


改めて、最終合格・内定、おめでとうございます!!

これまで筆記試験から面接対策まで、学業と両立で大変な中

根気よく最後まで努力しましたね。 本当にお疲れ様でした!

卒業後はいよいよ念願の行政人として、新社会人になられる姿を

楽しみにしております✰✰✰




国家一般職大卒 行政北海道 北海道開発局 2024年 4月採用内定

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他合格先(1次合格含む) : 裁判所一般職大卒、北海道職員A  一般行政、国税専門官

2024合格  札幌市・国家等併願コース 夜間+土曜クラス修了

M.K さん   北海学園大学 4年


公務員を志望した理由は、自分の学歴で女性でも安定して長く勤務する

ことができるのが公務員だという考えがあったからです。


札幌公務員受験学院を選んだ一番の理由は、少人数制であるということです。

私は高校受験以降、まともに勉強をしてこなかったので、長期間勉強をするのに

不安がありました。

少人数制であれば質問をしやすい環境だと思い選んだところ、実際にその通りでした。

また、体験に行った際に、寺林さんがとても丁寧に話を聞いてくださり、水嶋先生の

授業がとても分かりやすく雰囲気が良いと思ったのも選んだ理由のひとつです。


勉強面では、得意科目や分野で確実に点数を取るということを意識していました。

私の場合は、現代文、数的処理、時事問題、法律科目で点数をとるようにし、

その他の科目・分野については出題頻度が高い問題だけを確実に解けるように

していました。

しかし、そのようにしたのは勉強時間が足りなかったからです。

もっと早くから問題集を自分で解いていたらよかったと反省しています。

1冊につき最低でも3周するようにと言われていましたが、私はそれすらもできません

でした。

公務員試験を受験しようと決めたら、まずは数的処理と専門科目を早めに始めるべき

だと思います。


生活面では、オンとオフの切り替えを意識していました。

毎日勉強しらた集中力が切れてしまうので、週に一度のアルバイトや、たまに

友人と会う時間を大切にしていました。

あと本番の試験時間が早いので、日頃から早寝早起きを意識していました。



面接対策関連についてですが、エントリーシートは堤先生が個別に指導や添削をしてくれました。

先生とお話しする中で今までどのように過ごしてきたのかを整理することができ、

自分の思いを文章として表わすことができました。

また、面接準備に関しては、一緒に授業を受けていた子や堤先生と一緒にしました。

人数が多い時で8人くらいの人たちが面接官役をしてくれて緊張しましたが、本番に向けての

実践練習としてはとてもいい機会となりました。

そして、様々な意見を聞くことができ自分の成長へとつながりました。


勉強し始めの頃は不安でいっぱいで、試験日が近づくと焦ってしまい体力の

限界がくることもありました。

ですが、今まで堤先生、水嶋先生、寺林さん、そして一緒に勉強をしてきた

学院生の仲間たちに声をかけてもらったおかげで頑張ってこれました。

ですので、これから公務員受験をしようとされている方は、自分を信じ、周りの

人たちを信じ、健康第一で頑張っていただければと思います。


 

 

国家一般職大卒 行政北海道 最終合格 

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他合格先(1次合格): 北海道職員(感染症部研究職員)

2024合格  札幌市・国家等併願コース修了

K.N さん   北海道大学大学院 在学


初めに申し上げておきますが、私の国家一般職合格までの道筋が参考になる方は

少ないかもしれません。 少しでもよいので、大学の講義や仕事をしながらなど、多忙の中

受験される方々の参考になればと思います。


 

〇私のライフスタイル(大学院)

まず、私の生活のほとんどは、医学研究により構成されています。月曜日から金曜日は朝から大学に行き

21時帰宅、遅いときは夜中1時~2時の帰宅になります。また、土日も8~10時間ほどは大学で研究をしており

休みは基本的にありません。理系の学生の方はこのような生活を送っている方も少なくないかと思います。


〇国家公務員の志望動機と勉強を始めた時期

私が国家公務員一般職(行政北海道)を志望した理由は、北海道への強いこだわりがあるが故です。

食事や県民性などあらゆる環境面から、私が北海道以外に長期滞在することは困難だと感じたため

「北海道で暮らせる職業」という点を就職活動の主軸としました。

2022年の後期は企業のインターンなどに参加していましたが、やはり企業に就職すると北海道に

居住することが難しいとわかり、国家一般職(行政北海道)を受験しようと考えました。

そこで、国家一般職の業務説明会に参加し、その際、当学院の生徒の方と出会い入校することとなりました。


国試の勉強を始めた時期は2023年の1月の中旬からです。前述したように、勉強時間の確保が大変

難しかったため、主に食事の時間と移動時間を勉強に当てました。1日1時間前後勉強できればいい方

といった感じです。この生活を4月の上旬まで続けました。

 


〇国試の勉強内容

堤先生の助言もあり(私の場合)、教養に関しては一切勉強をせずに専門に時間を充てることにしました。

まず憲法のスーパー過去問ゼミを一周しました。その後、民法Ⅰ、民法Ⅱを一周しました。

と言っても、基本レベルの問題を解いて問題とそれに対する解答を暗記したということで

重要ポイントが書かれているページを隅々まで読んで覚えたわけではありません。

問題に解答できるテクニックさえあれば、条文等を1つ1つ覚えていなくても点数は取れると思ったからです。

この3科目を一周するのに約2か月弱要しました(1日1テーマもしくは2テーマ)。

この2か月の間に、同時並行でミクロ・マクロ経済学に手を付けました。

経済学については、水嶋先生にお願いして頻出のテーマを6つほど教えていただき、

頻出問題だけ解けるようにしました。また、3月の下旬から行政法の頻出テーマを勉強しました。

この勉強方法で得点がある程度確保できるかどうかを国家総合職試験の専門(法律)で試した結果

直前まで手を付けた科目の7~8割は解答でき、ある程度効果があることがわかりました。

4月以降は何度か学院の仲間で集まって勉強会を開きましたが、結果としては6科目のみの勉強に

留まりました。


 


〇道庁研究職の併願

国家総合職試験が終わった時期に、道庁感染症研究職員の募集があることを知り応募しました。

こちらの出題範囲は微生物学、公衆衛生、疫学、感染症学といった馴染みのある医学分野でしたが

どういった問題が出題されるか見当もつかず勉強量が膨大となるため、4月下旬以降は国試の勉強を

一切やめて研究職の勉強に時間を充てました。


 〇国般一次試験当日(2023年6月11日)

勉強中は模試や論文対策に充てる時間的余裕がありませんでしたが、当日は時間配分は

そこまで深く考えずなるべくハイペースに解くこと(特に数的処理)だけを意識しました。

専門科目に関しては、2か月弱勉強しておらず法律系科目はかなり忘れていました。

結果も4科目で7点ほどしか取れていませんでした(笑)。

覚えていないと解けない法律系は諦め、経済学で得点を稼ぐことにしましたが、勉強していなかった

テーマについては数学の力だけではどうにもできない専門用語などが記述されている問題もあり、

得点もせいぜい6、7点くらいだったでしょうか...。

全く勉強していない2科目は、英語と心理学(脳科学で扱うような問題もあり、個人的には助かりました)

を選択し、9点ほど得点しました。私の場合は論文に関しては試験前日に水嶋先生からアドバイスいただき

当日は時間配分を考えるよりもハイペースで書き進め、解答用紙裏面の半分くらいまで記述しました。


〇国家面接試験について

私の場合は面接試対策はかなり直前になってしまい

1週間ほど前から予想質問と質問に対する回答を書き出すといった準備をしました。

面接練習はクラスの仲間と3回ほど行いました。私のように専門科目の点数が低い方は

面接で勝負をかけるとよいと思います。


 


〇試験を終えて、受験される皆様にお伝えしたいこと

教養約8割、専門約5割、最終得点は約600点で合格致しました。

私のように専門科目の勉強が全く追いついていなくても、やり方次第で合格することは可能です。

勉強時間の確保が難しい方は、私がとった方法を以下に記述しましたので少しでも参考にして

いただけると幸いです。 繰り返しになりますが、あくまで時間の確保が困難であるという前提のもとに

とった裏技的なものですので、勉強時間がある方はしっかり土台を作って勉強する方がよいと思います!


・教養試験は判断推理、数的処理(理系の方)および資料解釈、文章理解で点数を稼ぐ。

→知識問題は高校の勉強から離れている期間が長く、かなり厳しいと思います。

上記内容は知識がなくても解ける問題ですので、基本的に全問解答することをお勧めします。

・専門科目は憲法、民法、行政法について範囲を絞って問題だけを解く。経済学についても

頻出テーマのみ演習する。

→国家総合職試験法律系科目の結果は、指定教材(スーパー過去問ゼミ)の問題と解答の

暗記することで、ある程度得点できることを証明しています。 無理に他の参考書に手を付ける

必要はないと思います。 ただし、この方法は短期間で得点することだけに特化した方法です。

時間がとれる方や深く勉強したい方は、まず枠組みを理解したうえで土台を作り、整理しながら

問題演習することをお勧めします。 経済学に関しては、数学が苦手でなければ用語を覚える

だけで解答できるようになります。


・試験当日、救済法として英語で得点を稼ぐ。

→法律系は2か月勉強しないだけでかなり忘れます。法律系で全く得点が期待できない場合は

英語を解くとよいと思います。 専門科目の英語は難しいという印象かもしれませんが、特に基礎は

難解な文章ではないので、大学生や大学卒業生レベルの方なら簡単に解答できます。

語彙力がない私のような方でも、救済法として使えます。


・論文は解答用紙裏面の半分くらいまで埋める。論理が破綻しないように注意する。

→最初に結論を書くと思いますが、その結論がぶれないようにして下さい。


・面接は専門科目で点数が取れなかった際の助け舟となる。浅い回答は控えた方がよい。

なぜ公務員にならなければならないのか、必ず志望動機を明確にしておく。

→私の場合は、なぜ医者や医学者ではなく公務員になりたいのか? 教育学部の方は

なぜ教員にならないのか?などを答えられるようにして下さい。

論理がしっかりして面接官に刺さるような回答をする必要があります。

面接官に対し、表面的な意図のみを返す方が多いかと思います。そうではなくて、

面接官の意図を即座に汲み取り、統括的な視点でサプライズ回答をすることで、しょうもない回答を

避けることが可能です。面接で目立つことができればおそらく採用されますが、危険人物認定

されないように注意する必要があります。


・学院のみんなとコミュニケーションを積極的にとる。

→様々なバックグラウンドの方々がいるので、面接対策にも繋がります。


〇謝辞

受験にあたり、丁寧なご助言をいただきました堤先生、水嶋先生、寺林様に心より深く感謝申し上げます。

また学院生の皆様に対しましても深く感謝致します。